先月、熊本の住宅メーカー「Lib Work」が、3Dプリンターで加工したモデルハウス「土の家」を完成。CNNによると、アメリカのテキサス州では3Dプリンター住宅が100棟並ぶ街もある。日本ではセメントを使用したものが多く、今回のように主原料が土なのは国内初。家を作る工程を紹介。基礎工事を行った上で、淡路島の土や石灰など自然由来のものを混ぜ合わせた材料を3Dプリンターで何層にも重ねて壁を作っていく。材料を入れるところ以外は全自動。土壁が完成したら木の柱、梁を組み立て、屋根を設置。内装工事して完成。建設業界では人手不足などが深刻だが、3Dプリンターを導入することによって従来の半分の工期、コスト、人員を目指す。耐震等級は最も高い3相当と言われ、震度7クラスの地震にも耐えることができる。壁の材料の中に水を吸収しない処理がされているので雨も問題ない。土壁は室内の調湿機能にも優れている。壁の中には断熱材も入るので断熱性能も優れている。現在、予約受け付け中。延べ床面積100平方メートルで6000万円が販売額の目安。床面積の縮小など仕様を変更することで2000万円台といったところも開発中。今の価格は研究開発費や機材導入費など初期コストが含まれているが、量産体制が整えば大幅にコストカットができる見込み。現状では平屋までだが、2027年には2階建ても公開予定。
