本物そっくりの木彫りの鳥の彫刻、「バードカービング」を通して野鳥に親しんでもらう催しが千葉県我孫子市で開かれた。この催しは、野鳥保護に取り組む団体などが開き、会場には地元の小学生や愛好家が木彫りして作った色とりどりの鳥の彫刻、およそ300点が展示された。「タッチカービング」と呼ばれる目の不自由な人向けの彫刻は、羽の1枚1枚まで凹凸が丁寧に彫り込まれ、触ると鳥の姿や形が具体的にわかるようになっている。このほか、絶滅のおそれがあるコアジサシを呼び寄せて保護するために使われる模型に色を塗る教室も行われた。