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「コクサッキーウイルス」 のテレビ露出情報

「手足口病」が急増している。視聴者からは「順番に家族がうつり、全員治るまで2週間かかって大変でした」「子どもの保育園で一気に増えて怖い。どうしたら予防できますか」との声が寄せられた。手足口病は口の中や手足などに発疹ができるウイルス性感染症。13週連続で感染者数が増加し、約5年ぶりに「警報レベル」を上回った。有明みんなクリニック有明ガーデン院では、5月から手足口病の患者が増加し、1日約20人の患者が受診。先月300人以上が受診、例年の約5倍の患者数に膨れ上がっている。村上統括院長は「数年の中で一番流行っている。今は本当に多い」と話す。症状は風邪のような症状から始まるが、発疹が出始めたら手足口病のサイン。手足口病にかかった9歳の男の子も発熱のあとに発疹ができたという。3日前に発熱し、おととい発疹ができ受診。集団生活による飛沫や接触で感染した可能性がある。手足口病の主な原因のウイルスはコクサッキーウイルスとエンテロウイルスの2つ。2つのウイルスが同時流行することで、1度感染して免疫が出来たとしても、免疫のない他のウイルスで2度目の感染を引き起こす。村上統括院長は「一つのシーズンに手足口病に2回かかるっていう子は小児科医になって20年ぐらい経ちますけどこんなことありませんでしたね」と話す。今年は6月から気温上昇。例年7・8月の流行が前倒しとなり、同時流行と相まって今後もさらに感染者数が爆発的に増加する可能性もあるという。また、大人の感染は重症化リスクが高い。髄膜炎、脳炎など合併症のリスクが高まる可能性があり、妊婦や基礎疾患のある高齢者は要注意。東邦大学感染細菌学・小林寅テツ教授は「便からの排出も多い、トイレ周りとかウイルスが長くついているということもあり、そういうとこから感染しないよう、泡立てて手洗いをする習慣をつける」と指摘。また、マスクの着用や濃厚接触の回避など基本的な予防が重要。

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