愛知・豊田市ではきのう、新米の出荷式が行われた。品種はコシヒカリで、きょうからトヨタ生協などで販売される予定。コメの品薄状況を踏まえJA直売所では先月から順次販売しているという。昨今の品薄の問題を受けて、JAの担当者はは「(新米は)なくなるものではない。これからどんどん入ってくる。焦ることなく、お待ちいただければ」などと話している。愛媛・宇和島市の道の駅では、先月から出荷が始まった新米が店頭に並んでいた。新米を買いに来た人は「いつも並んでいるお米の量が違う。もっと積んでいる」「娘も『お米がない』って言うので、今週、大阪に帰るので調達して帰る」などと話す。今年のコメの収穫量はほぼ例年並みで、価格も据え置きだという。収穫の秋を迎え、出回り始めた新米。コメの品薄の解消につながることが期待される。