小泉農水大臣が追加の備蓄米の放出を発表した。追加の放出は随意契約で20万トン。2021年産の古古古米は10万トン、2020年産の古古古古米を10万トンとなっている。明日から申請の受付を行い、受付は2021年産の古古古米10万トンと、中小向けで残った古古古米を約2万トンで行う。対象は大手・中小の小売業者と精米できるコメ販売店。量の上限は設けずこれまで契約を結んだ事業者でも申し込みは可能。小泉農水大臣は「まずは2021年産の古古古米の売り渡しを始める。2020年産古古古古米の受付はまだ開始しないが価格は5キロ1700円程度を想定」としている。農水省によるとコメの価格は5キロで銘柄米が4428円、備蓄米を含むブレンド米が3898円、小泉大臣によると備蓄米(随意契約)の古古米(2022年産)が2000円台、備蓄米(随意契約)の古古古米(2021年産)は1800円程度、備蓄米(随意契約)の古古古古米(2020年産)は1700円程度となっている。