6日コスモ石油の堺製油所で完成したのは、日本初のSAF大規模プラント。SAFは廃食用油などを再利用することで、従来よりも二酸化炭素の排出量を約8割減らすことができるエネルギー源となっている。廃食用油にある不純物を除去し、水素と反応させることで余分な酸素を取り除けば完成する。コスモ石油は、2030年に年間30万キロリットルの供給を計画している。2030年に国内の航空燃料の1割をSAFにすると政府が目標にしている。原料の廃食用油の多くは別の用途などに使われているため、増産には高い壁がある。
住所: 大阪府堺市西区築港新町3-16