政府は2030年までに航空燃料の10%(年間88万kl)をSAFに置き換える目標を掲げている。今年4月、日本初となるSAF製造設備が大阪府堺市のコスモ石油堺製油所で稼働し、年間3万klを製造するとしていて、国内で製造されたSAFですべてを賄うためにはさらなる増産体制が必要。主な原料となる使用済み食用油の確保が課題。全国の飲食店などで排出される使用済み食用油は年間約40万tで、そのほとんどが回収され、家畜など飼料用に約20万t、せっけんや塗料などに約5万tが再利用されている。残りの13万tがSAFなどの原料になるが、約12万tが海外に輸出されていて国内で使われるのは約1万t。家庭から出る使用済み食用油は年間約10万tでほとんどは廃棄されてきたが、回収を積極的に行う自治体が増えている。東京都には約80カ所に回収場所を設置。油を冷まし、蓋つき容器に移して回収場所へ持ち込んでほしいという。(全国油脂事業協同組合連合会)。
住所: 大阪府堺市西区築港新町3-16