北九州を中心に展開している「資さんうどん」。去年12月、関東地方では初めてとなる店舗を千葉県に出店。すでに1日2000人以上が訪れるという。人気ナンバーワンメニューは肉とごぼう天が入った「肉ごぼ天うどん」。都内初出店となる、この店舗では790円。口当たりがとても柔らかい麺。提供する100種類以上のメニューのほとんどが500円から1000円程度で低価格を売りにしている。去年買収したのが外食大手のすかいらーくホールディングス。すかいらーくグループにとってこの低価格に意味があるという。すかいらーくグループは現在20以上のブランドを展開しているが比較的高単価のブランドが多く低単価且つファミリー向けの領域に空白があった。買収した「資さんうどん」は、まさにその空白を埋めるブランド。今年、関東地方を中心に新たに9店舗出店予定。さらに、既存のすかいらーくグループの12店舗を資さんうどんの店舗に転換。節約志向が強まる消費者を取り込みたい考え。
喫茶店をチェーン展開するコメダも、更なる成長を目指して新たな業態を発表した。東京都新宿区に明日オープンするのは、おむすび専門店「おむすび米屋の太郎」。おむすびの種類は定番の紅しゃけや紀州南高梅など合わせて23種類。去年から続くコメ価格高騰の中での新業態。ただ、1月の消費者物価指数では調理食品のおにぎりは9.2%上昇している。コメダ創業の地、名古屋の名物を使った高付加価値のおむすびで勝負していくという。特製のだしにくぐらせた海老天を使った天むす、380円に、三河一色産の鰻を混ぜた、ひつまぶしのおむすびは580円で販売。もともとコメダが展開する和の喫茶店「おかげ庵」で出しているモーニングのおむすびセットが好評だったため、今回の新業態の展開に踏み切った。今月中に埼玉県内に2店舗をオープンさせる。コメダ・杉野正貴取締役のコメント。
「資さんうどん」を買収したすかいらーくは全国10か所にセントラルキッチンがあるので全国から食材を調達できる物流網がある。グループの経営資源をフル活用して価格が上がるところをできるだけ抑えたいという。
喫茶店をチェーン展開するコメダも、更なる成長を目指して新たな業態を発表した。東京都新宿区に明日オープンするのは、おむすび専門店「おむすび米屋の太郎」。おむすびの種類は定番の紅しゃけや紀州南高梅など合わせて23種類。去年から続くコメ価格高騰の中での新業態。ただ、1月の消費者物価指数では調理食品のおにぎりは9.2%上昇している。コメダ創業の地、名古屋の名物を使った高付加価値のおむすびで勝負していくという。特製のだしにくぐらせた海老天を使った天むす、380円に、三河一色産の鰻を混ぜた、ひつまぶしのおむすびは580円で販売。もともとコメダが展開する和の喫茶店「おかげ庵」で出しているモーニングのおむすびセットが好評だったため、今回の新業態の展開に踏み切った。今月中に埼玉県内に2店舗をオープンさせる。コメダ・杉野正貴取締役のコメント。
「資さんうどん」を買収したすかいらーくは全国10か所にセントラルキッチンがあるので全国から食材を調達できる物流網がある。グループの経営資源をフル活用して価格が上がるところをできるだけ抑えたいという。