6月の日銀短観が発表され、日銀が約9000もの企業から調査を行ったものとなっている。大企業・製造業は前回比1ポイント増の+13で2期ぶりに改善している。価格転嫁が進み原材料高騰が落ち着いたことが背景にある。一方でアメリカの関税経済への不安から自動車・生産用機械の部門では景況感は悪化した。大企業・非製造業は1ポイント減の+34で2期ぶりに悪化している。コメなどの物価高で節約志向が高まったことが背景にあると見られる。
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