ベネズエラ攻撃のトランプ大統領が掲げるモンロー主義とは?。ベネズエラを攻撃したアメリカ・トランプ大統領はグリーンランドの領有を改めて強調した。ベネズエラ攻撃後にもメキシコ、キューバ、コロンビアと名指しでトランプ大統領が西半球を重視していくと改めて強調した。先月、アメリカ政府が発表した国家安全保障戦略でモンロー主義への回帰も打ち出されている。モンローとは、第5代アメリカ大統領・ジェームズ・モンローのこと。1823年12月、議会演説で発表した外交の基本原則がモンロー主義。アメリカはヨーロッパに干渉しない代わりにヨーロッパも南北アメリカ大陸に手を出すなという外交方針を打ち出した。1800年ごろのヨーロッパはほぼナポレオンが支配していた。ところがナポレオンは1821年に死去。その2年後に発表されたのはモンロー主義。東京外国語大学・篠田英朗教授によると、「モンロー大統領はヨーロッパの混乱を予測し戦争には関わりたくないため『ヨーロッパに干渉しない』と打ち出したのでは」という。モンロー主義前後に多くの国がヨーロッパなどから独立。アメリカは欧州の介入を防ぐためなら中南米に介入してもよいと解釈が変化。アメリカの介入で政権転覆した例は1世紀で40件超。トランプ大統領の考え方はモンロー主義と同じ。
