自転車・男子BMXフリースタイル予選に2大会連続出場の中村輪夢(22)が登場。1分間のランを2回行って技の難易度などを競い、その平均得点で順位が決まる。ZIP!はパリ五輪開幕の2週間前に中村輪夢を取材した際、一番の武器について、中村は「ハンドル2周回したり、3周回すコンボ技。コンボコンボなので、自分でやっていても忙しい。でも、そこが得意なところ」と話していた。また、19歳で挑んだ東京五輪では5位入賞に終わり、メダルには一歩届かなかった中村は「今回、パリでいい走りをして、リベンジして金メダルを日本に持って帰れるよう頑張ります」と話していた。そして、いよいよ本番を迎えたきのう、中村は1回目のランで高さのあるエアを次々と決めて87.20ポイントをマーク。2回目のランでも、後ろ向きに回りながらハンドルを回した後、さらにマシンも回す大技「バックフリップ・バースピン・トゥ・テールウィップ」、360度回転しながらバイクを2回回す大技「360ダブルテールウィップ」を立て続けに披露した中村は、86.87ポイントをマーク。平均ポイント87.03で予選を6位で通過した中村は、今夜行われる決勝でメダルに挑む。