コンプライアンスが変わった理由を近現代史を紐解いてランキング化し紹介する。林先生が考える3位2000年代に多発した食品偽造事件。2001年大手企業による食品偽装が相次いだ。当時BSE問題が発生し政府は畜産業者を救済するため国産牛の買取事業を行ったが外国産牛肉を国産と偽って国へ買い取らせていて食品メーカーへの信頼が失墜。07年にはミートホープがミンチに廃棄肉を購入させたことが発覚。これらの事件発覚の発端は内部告発によるもので、これにより企業で増加したのは内部通報専門窓口で企業自ら隠し事が出来ないシステムを導入したことで不正はいつか暴かれるという意識が根付き、不正できない社会風潮がコンプライアンスが変化したと考えられる。