コーヒーは南米やアフリカなどほとんどが海外で生産されている。でも実は国内での栽培に挑戦している所がある。その現場から中継。和歌山・白浜町のコーヒー農園に来ている。全部コーヒーの木、青々と茂った木が所狭しと植えられている。こちらの農園ではおよそ313本ものコーヒーの木が植えられている。ティピカという南米原産の品種。南米原産ということで白浜町も比較的温暖な気候を生かして栽培をしているのだが、4年前にここの農園で栽培が始まったということ。本来、南米原産の植物、和歌山白浜町で生産するには温暖とはいえ、さまざまな工夫が必要。まずは1つ目、温度管理。基本的にコーヒーは20度前後が適温とされているのだが、今、ここのハウスの中の温度は適温に管理されている。ただ、冬の夜はどうしても寒くなってしまう。加温機という機械を使ってここが10度以下にならないように徹底的に管理をされている。そして工夫の2つ目、収穫の時期をずらすこと。基本的にコーヒーの収穫というのは秋から冬にかけて行われているのだが、ここでは今収穫が行われている。