外国人の人気観光地となっている北海道ニセコ町で、森林が無許可で伐採されていたことが分かった。伐採された後には細く丸い木でできた階段が設置され、その奥には小屋があるものの、周囲は切り倒された木が散乱していた。問題の地域は森林法で「森林として利用スべき土地」に指定されており、伐採にはニセコ町への届け出が必要となる。伐採を依頼した中国人女性は届け出をしなかった理由について「GWだったから出さなかった。このことは役場にも報告している」と説明した。女性は「湧き水のところにある建物を修繕するための階段を作りたかった」と話しているが、修理以外はなにもしないと話している。ニセコ町は伐採をした中国人が代表を務める東京に本社を置く企業に対し、伐採の停止と森林の復旧を求めていくという。