今、埼玉のテーマパークがアツい。まずは日高市から。東京ドーム2.5個分の敷地。ここは豚のテーマパークのサイボク。ヨーロッパで金メダルを1000個以上獲得したソーセージを始め、自社牧場の豚肉製品が200種類以上並び、260席ある巨大レストランに、屋外フードコート。年間来場者数は400万人超え。メインは豚肉販売事業のためレジャー施設ランキングには入っていないが、ここに入るとディズニー・ナガスパに次いで第3位。サイボクには園内の約4分の1を占める巨大アスレチックがあり、子どもは豚肉そっちのけで大はしゃぎ。そして遊んだ後は豚肉を食べる。実は埼玉県民めちゃくちゃ豚肉を食べる。豚肉の年間支出額は全国2位。埼玉県民イチオシのサイボクグルメがブランド豚ゴールデンポークを使った厚切りとんかつ。これ目当てに開店1時間前から大行列。更にサイボク流の食べ方がとんかつと焼肉。腹を満たしたら次は買い物。サイボクの敷地内には豚肉の加工場があり、新鮮な豚肉などをミートショップで販売。更に毎朝収穫する地元野菜の直売所を始め、年間1万個以上売れる自家製パン、お米など豚肉以外の商品も充実。それ故に毎日通う埼玉県民も。更にちょっと変わった顔ハメパネルが密かに人気。そして最後は風呂に入って帰る。地下から湧き出た天然温泉。温泉を造ったのは豚が好きすぎるあまり絵本まで自作した会長の笹崎さん。豚が掘れと教えてくれる夢を何度も見たため実際に掘ったら温泉が湧き出てきたという。