親を対象に開かれている中学受験がテーマの相談会。近年、子どもの個性を尊重して受験しようと思ったものの、悩みを深める親が増えているという。その原因となっているのがSNSなどで飛び交う情報。サイタコーディネーション コーティング講師の江藤真規さんは、今いろいろネット上に情報があふれていまして、情報だけを受け入れてしまうようになると、やってもうまくいかない、子どもの心がついてこないという色々な被害、弊害が起こってくると話す。2年前に長男が中学受験をした美咲さん(仮名)は、無理をしない受験をさせようと決めていたが、いざ始めてみるとSNSの情報の振り回されたという。美咲さんは、平日の1日の勉強は2時間ほどとしていたが、SNSを開くと、塾から帰ってきたらその日の内に復習させて寝たほうが定着する、などの他の受験生の投稿に心を乱されていった。冷静にならなければと親を対象としたコーチング講座に参加した。不安を抑えるためのポイントなどを学び何とか受験までたどり着いた。