人の肝臓の細胞を元に3Dプリンターで作った製品としてミニ肝臓。直径1ミリとやけに小さいが、細胞レベルで人の肝臓と同じ機能を持つため、動物実験ではなく人体での薬の影響が分かるとして創薬の現場で使われ始めている。将来的には病気などで一部が機能しなくなった臓器に移植し拒絶反応なく修復する技術を想定していて、現在加齢で失われる膝の軟骨なども開発中。コストや製作時間の課題もあるが、目下の目標は今年中に承認申請を行い、2〜3年後には保険証を使って治療を受けることができるところまで持っていきたいという。
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