逆さ吊り構造実験はカテナリー曲線という、重力に従う自然な形であるために安定感があり壊れにくい。ガウディは、これを建築に応用するために重りをぶら下げて無理なく建物を支える構造を編み出した。模型を写真に撮り、反転させて理想のゴシック建築を自然の法則に従って生み出そうとした。教会の柱をみると、天井がカテナリー曲線で支えらていることがわかった。ガウディはこの実験を10年も続けた末に着工を行った。建設中には斜めになっ柱に不安を覚えた職人たち。ガウディは自らの柱に立って安全性を示したという。それがサグラダ・ファミリアで大きなスケールになっていった。
