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「サシバ」 のテレビ露出情報

日本には人が暮らすために手をかけ自然との調和を続けてきた場所がある。そこは里山。多くの生き物が集まる。日本の田んぼとその周辺環境には6000種を超える生き物が暮らすとされ、世界的にも生物の多様性が高い場所として知られている。環境は人が作物を育てる過程で自然に生み出された。人が生きる環境に手を加えることで、生き物に恩恵をもたらすことがある。新潟・十日町市は、200~800メートルの丘陵が連なっている。棚田で続けられた米作りには、多くの命を育む鍵がある。磯山さやかさんが秋の里山を訪ねた。博物館の学芸員・小林誠さんが案内する。まず向かったのは森のため池。森からの湧き水をため池に蓄えて米作りに利用してきた。ため池ではイトトンボの幼虫などを見つけた。豊富な水草は水質を保つ役割を果たす。この地域の棚田では、田んぼのまわりに水路を作り、冷たい湧き水を太陽の熱で温めてから田んぼに入れる。田んぼが乾く時季に生き物が水路に避難できる。昆虫を狙った鳥もやってくる。
棚田の周囲を取り囲む広大な森は、薪・炭・材木などを得るために使われてきた生活の森。ため池から水を引いてくるための水路のトンネルがあり、動物たちには今も利用されている。カメラを設置して撮影したところ、テンなどを見ることができた。冬になると、この景色は雪が大地を覆う。生き物たちはさらに集落のそばへとやってくる。半年近くを雪に閉ざされる。人々の日課は雪下ろし。庭には雪を溶かすため山から水を引いた池が設けられている。この池はたねんぼと呼ばれる。たねんぼは貴重な水場で、ヤマガラ水を飲みにがやってくる。タヌキは冬の間、人の出入りのない納屋をすみかにする。
岐阜・白川郷は世界遺産にという録された合掌造りの集落。人々が大切に守ってきた古い家屋は野生動物の暮らしも支えている。ツバメは茅葺屋根から巣の材料となる茅を引き抜く。巣の材料が豊富な白川郷は絶好の繁殖場所。アナグマにとって、自由に出入りできる床下かっこうのねぐら。伝統的な建物にはすきまが多く、野生動物が住み着くこともしばしば。特別天然記念物ニホンカモシカも民家のすぐそばに現れる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年5月26日放送 8:55 - 9:00 フジテレビ
千葉の贈り物〜まごころ配達人〜(千葉の贈り物〜まごころ配達人〜)
我孫子市や柏市にまたがる手賀沼、様々な野鳥の出会えるこの手賀沼の湖畔にあるのが我孫子市鳥の博物館。国内初の鳥専門の博物館として580点の標本などを展示している。学芸員の染谷さんは近隣には多くの鳥がいることを知ってほしいと話してくれた。また人と鳥との共存を考えるのこともまたテーマになっているという。

2024年3月8日放送 4:00 - 4:10 NHK総合
ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅(ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅)
初夏、栃木県・市貝町の田んぼには様々な生き物が姿を見せ、とみに賑わう。同町周辺はサシバが集まる地域と言われている。田んぼの周囲は森に囲まれ、そこで湧き出た水を田んぼに引き入れることで稲作に活用。水を覗いてみると、澄んだ水を好み、水生生物を糧に生きるタガメ、周辺に目を向けるとトウキョウダルマガエル、ヤマカガシが生息。生き物が豊富だからこそ、サシバが子育てする適[…続きを読む]

2023年11月26日放送 7:45 - 8:00 NHK総合
さわやか自然百景(さわやか自然百景)
大阪府と奈良県の境にある金剛山。30万年前に断層の活動により形作られたとされる金剛山。古くから修験道の聖地として自然が守られてきており、年間50万人が訪れる。山の中腹には林が広がる。9月下旬、沢沿いにシラネセンキュウが咲き誇る。ツリフネソウにはトラマルハナバチが来てとまり、蜜を吸い花粉を運ぶ。ツリフネソウから蜜を吸えるのはトラマルハナバチのような口が長い生き[…続きを読む]

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