約1か月前から始まった米不足。きのう、都内のスーパーに置かれている米は少なく購入制限も。在庫不足の原因は、去年の猛暑・雨が少なかった影響による米の収穫量が減ったこと&インバウンド需要回復&小麦製品などに比べて米が安価だったため需要↑。こうした状況を受け大阪府・吉村知事は「備蓄米の放出」を要望。政府は米の需要や価格に影響を与えるおそれがあるとして見送った。茨城・水戸市の照沼農園には取引先から「早めに収穫するよう」要望があり、予定より2週間も早く収穫したという。ここでは再生二期作の農法を行っている。米不足解消のカギ「今年の新米」の課題は、価格高騰。大手スーパーでは米の価格が去年同時期比1.2~1.5倍。サトウ食品は12月2日出荷分から「サトウのごはん」シリーズ64品目を値上げする。JAグループが農家から新米を買い取る際の価格は主要産地で2割~4割↑。