ナスDはサメが釣れたら暴れると思うので海に入りモリを撃とうと思っているなどと話した。すると直後にサメが食いついたが、鉄製のワイヤーごと喰いちぎられてしまった。そこでまたも作戦を変更し、延縄ロープに直接ワイヤーを付けて滑車を使って生き餌を仕掛けた。すると突如2匹のサメが現れたが、仕掛けを警戒してか食いつかずに姿を消してしまった。しかしその後生き餌を交換した瞬間にかなりの大きさのサメが食い付いた。そこでナスDは仕掛けを慎重に引っ張ってサメを弱らせ、まずは1人で海に行き様子を伺う作戦に出た。
ナスDがサメを迎えに海に入ると、仕掛けに掛かったサメとは別のサメ3匹がナスDの周りを回遊し始めた。しかしサメは視力が悪いため餌と間違って食いつかれないようになるべく音を立てずに泳ぐことが大切だとして、ナスDは静かにモリを構えて海中の様子を確認した。一旦岩場に退散したナスDだが小さなのサメは好奇心旺盛で水面から襲ってきて、大きなサメは警戒心が強く深いところから急に襲ってきている様子だった。また3日間生き餌と撒き餌を流したため周辺はサメだらけで、さらに今日仕掛けた魚の血とサメの振動で他のサメも集まってきていた。ここで水中カメラマンと合流し仕掛けに掛かったサメの元へ向かった。他のサメもいる中で早めに持ち帰りたいとモリで一突きすると急所のエラに入った。さらに暴れるサメの胸ビレを押さえてもう一突きし、岩にぶつけるとサメは脳震盪を起こしたため急いでサメを引き上げた。