連日、目撃されている左手の一部がないサル。午前9時ごろ、東京・小金井市で姿を撮影された。その後、サルは隣接している府中市の武蔵野の森公園や味の素スタジアムなどで目撃情報が寄せられた。昨日正午過ぎに目撃されたのは西東京市で、その後、武蔵野市にも出没。今年春に、同じ特徴を持ったサルが福島県で目撃されていた。4月29日、福島・西郷村で撮影された映像。7月には栃木・宇都宮市で左手の一部がないサルが。同じサルだとすると、4月の福島県に始まり栃木、千葉、埼玉、東京と移動していることになり、その距離は200kmを超える。アジア動物医療研究センター・パンク町田センター長のコメント「福島で目撃されたサルと、東京で現在目撃されているサルが必ずしも同一とは言い切れないかもしれない」。去年、千葉県にあるパンク町田センター長の施設の敷地内に現れたオスのサルの映像では左手がない。パンク町田センター長のコメント「(左手をわなに入れて手を失ってしまうサルは多い」「前足を欠損していようといまいと、野生のサルは餌付けしないこと」。