ブラジル・サンパウロから中継。現職・ルーラ大統領が勝利した要因について吉永支局長は「選挙最終盤で戦略の見直しを行ったことが功を奏したと思う。ルーラ大統領はボルソナロ氏と比較して出遅れが指摘されていたSNS戦略を見直し、1回目の投票に行かなかった層に投票に行くよう呼びかけた。また、ボルソナロ氏の父親の前大統領が推し進めた新型コロナ対策の不備を繰り返し強調することなどで支持を広げたとみられる」と伝えた。また、アメリカとの今後の関係については「関税措置などを通じて圧力をかけるトランプ政権に対しルーラ大統領は距離を取る姿勢をとってきただけに、アメリカとブラジルの関係はギクシャクした状態が続きそう。今回の大統領選でルーラ氏はボルソナロ氏がトランプ政権に接近する姿勢を痛烈に批判してきた。特にトランプ政権が主導する治安や麻薬対策の枠組み“アメリカ大陸の盾”への参加は『アメリカへの従属だ』と訴えた。今回の結果を受けたトランプ政権の反応によってはブラジルとアメリカの関係がさらに悪化する可能性もある」などと伝えた。
