大和証券CMアメリカ・シュナイダー恵子さんの解説。シュナイダーさんは「去年は生成AIがブームとなった1年だったが、その恩恵を受けたのはエヌビディアなどAIインフラを提供する企業だった。今年は自立型AIの導入が進むことへの期待から、幅広いAI関連株に物色が広がりそう。セールスフォースやサービスナウの経営陣からは、極めて強気なコメントが聞かれる。定額料金だけでなくAIを利用する量に応じた、収益は二次関数的な成長になる可能性がある。クラウドでのデータ管理サービスを手掛けるスノーフレークにも注目。これからAIは、データを蓄積する学習の段階から、それらを実際に考えて使う推論という段階に入る。こうした時代には、より多くのデータを抱える企業が強くなると考えられ、データ管理サービス企業には大きな追い風となりそう。リスクはこうした企業に対するバリュエーション、企業価値をどこまで評価するかという点。これらの企業はサービスの滑り出しは良好でもうまく収益化できるかというマネタイズの点では期待先行的な面があるのも時事。株価が金利の変動などの影響を受けやすい点には注意。先日もトランプ大統領がスターゲート計画を打ち出したように足元では国内外で巨額のAI投資の発表が相次ぐ。こうしたビッグウェーブが続くとすれば業績成長とともに割高感が薄れていく可能性がある」などと述べた。