中国一帯一路国際フォーラムは17日から2日間の日程で北京で開催する。16日午後、フォーラムに出席するセルビアのブチッチ大統領、インドネシアのジョコ大統領を含む各国の指導者が相次ぎ北京入りした。一帯一路国際フォーラムは質の高い一帯一路共同建設。手を取り合い共同発展実現をテーマにし、議長声明を通して今後のビジョンが示される予定。また他国協力の成果リストや実務協力プロジェクトリストが発表される見通し。カンボジアのシェムリアップ・アンコール国際空港に現地時間16日午前9時ごろタイ・バンコクからの旅客機が到着した。これにより中国とカンボジアの一帯一路共同建設のシンボル的なプロジェクトである新空港が運用を開始した。16日、シェムリアップ・アンコール国際空港に初の旅客機が到着しセレモニーのあと乗客の歓迎式が行われた。この空港は2020年に着工しことし完成した。中国企業が海外で投資・建設・運営を一括して行う初めての国際空港。ここは世界遺産のアンコールワットから40kmにある。これまでの国際空港はわずか5kmしか離れていなかったため航空機の離発着の振動による悪影響が心配されていた。ユネスコはカンボジア政府に場所をうつし、新空港を建設するよう繰り返し提案していた。今回完成した国際空港はアンコールワットから距離が離れているほか、主流である大型旅客機の離発着が可能で将来的には長距離大陸間航空路の開設にも対応できる。運用初期の年間輸送量は最大約700万人で2030年には1000万円人に増えるという。