大谷翔平選手が移籍後初のホームランを打った。本拠地での7連戦最終日、第1打席の大谷選手はぎこちないスイングで納得いかない様子だった。ドジャースの先発はグラスノー投手、レイズから移籍するときに大谷選手はビデオメッセージで「あなたのためにHRを打ちたい」と話していた。3回ウラで大谷選手はライトに打ち、俊足で内安打とした。ウィル・スミス選手のヒットの間に大谷選手はホームを狙い、2対1でドジャースが勝ち越した。その後、グラスノー投手がマウンドを降りて1点差に迫られた7回で大谷選手は3ボール1ストライクからの5球目でドジャースで初のホームランを打った。ホームランボールは大谷選手のサインボールとバットを交換して取った女性に渡したという。ドジャース初ホームランは飛距離131m、打球速度は約170kmだった。グラスノー投手はメディアの取材に「1号が見られてよかった。最高の瞬間だった。」などと語っていた。試合はドジャースが5対4で勝ち、4連勝の勢いのままシカゴへ向かい、鈴木誠也選手らが所属するシカゴ・カブスと戦い、3連戦中には山本由伸投手が先発予定だ。