春はヤマツツジを楽しむことができ、榛名富士の名前もある群馬・榛名山を特集。50万年前から噴火を繰り返し、榛名富士とカルデラ湖を囲む外輪山で出来た山となっている。ヤセオネ峠の登山口からまず外輪山のピーク・相馬山へ向かい、榛名湖の辺を通って外輪山最高峰・掃部ヶ岳へ向かって湖畔で一泊。そして、榛名富士でご来光を望むプランとなっている。赤い色をしているヤマツツジを眺められるのが特徴だが、わずかに紫色をしたトウゴクミツバツツジやバラの仲間であるズミも登山道を彩っている。相馬山は古くからあまごいの信仰なのだという。外輪山の登山道を進んでいくと、榛名富士がそびえる様子が見られた。カルデラ湖・榛名湖の奥には2568mの浅間山も見られた。この日もヒガラやシジュウカラなどの鳥が元気な姿を見せていて、丸太の階段を登っていくと最高峰の掃部ヶ岳にたどり着いた。そして、湖畔の宿を出発するのは午前4時前のことで、ヘッドライトを頼りにゆっくりと登っていく。榛名富士にたどり着くと空が赤く変わる様子が見られ、群馬と栃木の県境にある山から太陽は登っていくのだという。池田さんははじめて登山に臨む時は一度装備を使い慣らしてから挑戦してほしいと紹介し、靴も事前に使うと靴擦れになりにくくなると紹介した。榛名山の今年のヤマツツジの見頃は5月中旬-6月上旬という。今後は青森・八甲田山について特集していく。