お笑い芸人・友近さんは現在、5年ぶりのコントライブを開催中。友近のライブで大人気となっているグッズはエンディングノート。友近さんは芸歴50年のベテラン演歌歌手・水谷千重子、ピザ店で働く中高年プロアルバイター・西尾一男など、数々の変幻自在な人気キャラクターで笑いを届けるコント職人。最近ではオリジナルのサスペンスドラマをYouTubeで公開。昭和を彷彿させる内容がウケ、再生回数は368万回超えで話題になっている。友近さんは先週、自身5年ぶりとなる単独ライブツアーをスタート。番組ではライブに密着。こだわり抜いたキャラクターの裏側を取材した。開演6時間前、友近さんが会場入りし、真っ先に客席へ向かった。観客からどう見えているのか、会場ごとに必ずチェックしている。また関係者の席の配置にもこだわっている。次にグッズ売り場へ向かった。自ら考えたグッズは定番のTシャツ、アクリルスタンド、トートバッグのほか、友近さんの地元・愛媛県の企業とコラボした和風だし「水谷千重子×やすまる 山椒香る和風万能だし」といった変わり種も販売。グッズを手掛けているのは、ロバート秋山のいとこ・ジェームスアキヤマさん。友近さんと一緒に客に喜ばれるグッズのアイデアを出し合っている。グッズの中で特に人気なのがエンディングノート「ありがとうノート」。中には自身の葬儀の要望などを記すページ、わたしのお気に入りベスト5を残すページなどオリジナリティーにあふれている。エンディングノートをグッズにする発想もさることながら、これが思わぬ反響を呼んだ。グッズ担当・ジェームスアキヤマさんは「今治市が日本で初めて終活の支援を行政としてやる。友近さんにご意見いただきたいとこのノートが目にとまっていた」とコメント。友近さんがコントで使用する小道具、スタッフが食べるお弁当も自ら選んでいる。客席、グッズ、弁当にまで目配せしつつ、本番ギリギリまでセリフや動きの確認を行っていた。サスペンスドラマのキャラクターをはじめ、次々と変幻自在にコントを披露。舞台裏ではネタごとに早着替え。合間合間でコントキャラクターに扮し出ずっぱり。ゲスト出演したシソンヌ・じろうさんは友近さんについて「すごいです、本当に異常だと思う。常に面白いことをしたいってなっているのだと思う。素晴らしいと思う」とコメント。2時間半に及ぶ友近さんのコントライブが終了。友近は「やっぱお笑いってすごいんやなって。本当に平和につながるなって思いました」などとコメント。