アメリカ競泳界のレジェンドナタリー コグリン。女子100m背泳ぎで史上初の連覇・さらに出場種目全てでメダルを獲得するという偉業を成し遂げた。1982年に生まれたナタリー コグリンは自身の性格を「負けん気が強く競泳にピッタリ」だと語る。高校年代から注目される存在だったが、負傷のためシドニー五輪には選出されず。しかしこの挫折が彼女をさらに強くしアテネ五輪5種目に出場。中でも100m背泳ぎでは自身が世界記録を持っており、この時も先行逃げ切りの展開で金メダルを獲得。この大会、出場5種目全てでメダルを獲得したコグリン選手。続く北京五輪に出場したコグリン選手、100m背泳ぎではディフェンディングチャンピオンとして追われる存在となった。また準決勝ではジンバブエのコベントリー選手に世界記録を更新されていた。前回同様先行逃げ切りを狙うコグリン選手。終盤コベントリー選手に追い上げられるも連覇を達成した。この大会でもコグリン選手は出場6種目全てでメダルを獲得。現在彼女は水泳から離れている。運営するワイナリーのワインは高い評価を得ている。現在の心境に関してコグリン選手は「当時のことは思い出さない、大事なのは目標に向かって努力してきたことだけ」と語った。新たな目標へ、ナタリー コグリンは未来を切り拓き続ける。