タイ・バンコクからの中継で、日本の農林水産省によれば、サツマイモ以外にも日本のぶどうやイチゴ、りんごや柑橘類などの品種が海外に流出して、日本からの輸出と競合する事態となっている。代表的な例はシャインマスカットで、2022年に国が示した試算では年間100億円以上の損失が発生しているとされている。先週にはさらなる規制強化に向けた法律の改正案が閣議決定され、今後国会で議論される。また、空港や港で海外への苗の持ち出しを見逃さないよう、DNA鑑定やAIなど最新の技術を使って品種を識別する手法の開発も進められている。すでに流出した作物への対応について、国が導入を検討しているのはライセンス制度。海外の農家と契約に基づいてライセンス料を受け取る代わりに栽培や販売を認める仕組み。
