パキスタンの首都イスラマバードで行われたアメリカとイランによる戦闘終結に向けた初めての協議は合意には至らず、出席していたアメリカのバンス副大統領は日本時間の今朝、帰国の途についた。イスラマバードからの中継で田中剛が報告。イスラマバードで行われた会見でバンス副大統領は、我々は譲歩したがイラン側は強硬な姿勢だったと強調した。日本時間今朝まで21時間にわたり協議。その後バンス副大統領はイランの核開発放棄について、イラン側は受け入れないことを選んだなどとコメント。合意に向けた進展は得られなかったと振り返った。その一方でアメリカの合意案をイランが受け入れるか今後見ていくとも語っている。イランは、アメリカの過度な要求が合意を妨げたなどと述べ、1回の協議で合意に達することを期待すべきではないとして、協議を継続していく姿勢を示した。イラン側は一時、日曜日に2日目の協議が継続して行われると発表していたが、バンス副大統領はいわばドタキャンで、今後のイラン情勢の行方に暗雲が漂っている。
