アメリカとイランの戦闘終結に向けて双方の代表団による協議が、きのう仲介国のパキスタンで始まった。ホルムズ海峡の開放など双方の間で対立している主張に、一致点を見いだせるかが焦点となる。アメリカ側からはバンス副大統領、ウィトコフ特使などが参加。イラン側からはガリバフ議長やアラグチ外相、パキスタン側からはムニール陸軍参謀長らが参加したという。協議についてイランの革命防衛隊と繋がりのあるタスニム通信は、双方が共通の枠組みを目指し文書を交わす段階まで進んだものの、「アメリカが過剰な要求をし進展を妨げている」とした上でホルムズ海峡問題が深刻な意見の違いの1つだと伝えている。協議は始まったが停戦合意の内容で双方の主張が対立している。その一つにレバノンでの停戦があり、ホルムズ海峡を巡ってはアメリカ側は即時開放を求めているのに対しイラン側は海峡の管理を続けるとしている。そのホルムズ海峡をめぐり新たな動き。トランプ大統領は11日朝、“中国・日本・韓国など世界中の国々のためにホルムズ海峡を一掃するプロセスを開始している”と主張、イランが敷設したとされる機雷を念頭にしたものとみられる。世界が注目するアメリカとイランの協議、対立している主張に一致点を見いだせるかが焦点となる。
