イスラエル中部に対するイランからのミサイル攻撃では1人が死亡し、イスラエル側の死者は13人となった。攻撃開始から10日、トランプ大統領は会見でイランのあらゆる戦力は壊滅させたと語った。また予定は大幅に前倒ししている、すぐに終わるだろうと話した。ただアメリカとともにイランを攻撃しているイスラエル軍のザミール参謀総長は戦争長期化の可能性を警告している。CNNが取材したイランの最高指導者の外交政策顧問のカマル・ハラジ氏は、イラン軍は非常に強い、士気も高く必要な兵器はイランで作られている、我々は兵器を他国に頼っていないと話し、外交交渉の余地もないとした。去年と今回、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃はどちらもイランがアメリカと核問題で交渉中に行われた。カマル・ハラジ氏は、ゲームの終わりとはアメリカとイスラエルが作戦がうまくいっていないと理解しイランへの攻撃をやめることだと話した。イランは複数の地下施設に大量のミサイル、ドローンなどを保管しているとみられる。イラン製のドローン「シャヘド」はロシアによるウクライナ侵攻でも大量に使われている。製造コストは1機あたり数百万円とされる。対して迎撃に使われるパトリオットミサイルは1発あたり数億円。アメリカとイスラエルによる攻撃開始初日、イラン南部では女子学校が攻撃を受け、少なくとも児童ら175人が死亡した。トランプ大統領はイランのしわざだとしたが、複数のメディアは飛来したミサイルをトマホークミサイルだと特定している。トマホークはアメリカが開発した精密誘導兵器で、海軍施設の建物少なくとも6棟と隣接する女子学校が正確に破壊されている。上智大学の前嶋和弘教授は、「思ったより戦争が長引きそうだという考えがトランプ大統領の頭にある。最終的に地上軍を送る可能性もある。そうすると何年かかかるか分からない戦争になるかもしれない」と話した。イランの最高指導者だったハメネイ師は殺害されたが、跡を継いだのはより強行ともみられる次男モジタバ師。前嶋和弘教授は、「ベネズエラの成功体験をイランにもとトランプ大統領の頭にあったがお門違いだったと見える」と話した。
