「名探偵再び」を紹介。主人公は名門女学園に入学した時夜翔。彼女の大叔母はこの学園でかつて名探偵として名を馳せた時夜遊。遊は数々の事件を解決し警察にも助言するような存在だったが、学園の悪を裏で操っていた理事長・Mと対決し、共に滝壺に転落。遺体は見つかっていない。翔は名探偵の子孫としてチヤホヤされて学園生活を送れると目論んでいたが、下着姿の写真が何者かに盗まれて困っていると依頼され協力することに。なんとかなると安請け合いした翔だが、全く推理が思い浮かばない。そこで遊が亡くなった滝へ。するとあるものを見つける。現れたのは30年前にここで命を落とした亡霊。写真盗難事件の詳細を聞いた亡霊は犯人を言い当てた。こうして亡霊の推理をもとに学園の事件を解決していく翔。ある日、座談会に呼び出された翔。そこで1人の生徒が紅茶を飲むと苦しんだ。すぐに別の生徒が助けを求めに部屋を出ていくが、施錠されてしまう。すると翔の携帯に犯人からメッセージが。カップの中から一つ選択して飲み干さなければ鍵は開かないという。二代目Mの挑戦をクリアし、この密室から脱出できるのか。潮谷さんは「ミステリーは分かりやすくすることが重要。解きほぐし方が雑だったりすると、解決したけど何かもやもや残ったりするので、謎が解けた時はすごく気持ちよくなってもらいたい」と話した。