フランス・パリ市内でのデモ。学生らを中心とした参加者らは台頭する極右政党「国民連合」への反対の声をあげた。今月30日に行われる総選挙で議席の拡大が予想されている極右政党「国民連合」の前党首で実質的トップのルペン氏はこの日、北部パドカレー県を訪れていた。古くは炭鉱の町として栄えた場所でルペン氏自身、かつて地方議員を務めたお膝元。この選挙区では今月行われた欧州議会選挙で6割を超える有権者が「国民連合」を支持した。ルペン氏は2017年の大統領選に出馬した際、ロシアとの距離感が近いと指摘されたがそれを否定している。国民連合は移民排斥やEU離脱を謳ってきたが強硬路線を封印。28歳で移民系の投手を据えイメージの刷新を図った。