あすから始まるドジャースvsヤンキースのMLBワールドシリーズ。ロサンゼルスの街も熱気が高まっている。公式グッズショップではワールドシリーズバージョンのTシャツが並ぶ。たこ焼きTaNoTaでは大谷翔平を意識したカクテル、ラテを提供。風月堂ではショー餅。街全体が盛り上がりを見せている。
ドジャース・大谷翔平が前日会見に臨んだ。ワールドシリーズについて「僕自身が初めてなので。どれだけ冷静に自分のプレイができるかわからないが、ファンの熱気を楽しみにしている」、ヤンキースについて「素晴らしい選手たちがチームで活動していると思うので、プレイヤーとして見習っていくべきところがたくさんある」、ジャッジ選手について「歴代トップに入るような選手がこの時代にヤンキースという球団でプレイしているというのは野球選手・ファンからしたらそれだけで特別なこと。まず一ファンとして感謝したい、一緒にフィールドでプレイできるということに感謝したい」、ドジャースについて「1年間楽しくプレイできた。その集大成としてワールドシリーズに勝って最高の終わり方ができれば」、ワールドシリーズまでの準備期間について「ポストシーズンの雰囲気をなるべく継続しつつリラックスするところも作るのは難しかった」などと意気込みを語った。
MLB公式サイトはドジャース・大谷翔平のあるものに注目。それは高校時代に書いた人生設計ノート。26歳でワールドシリーズ優勝としている。大谷は23歳でメジャーリーグへ。エンゼルスで二刀流の活躍を遂げ、104年ぶり2桁勝利、2桁本塁打、2度のMVPなど数々の記録を打ち立てた。在籍6年でチームはプレーオフに進むことはできなかった。名門・ドジャースへの移籍を決断。高校時代に掲げた目標の「ワールドシリーズ優勝」へ勢いは加速。史上初の50−50を達成し、自身初のプレーオフに出場。そしてついにワールドシリーズの舞台へ。