少女は学校帰りに誘拐され、2か月にわたり監禁。暴力を受け続けた結果、少女は逃げる気力を失っていた。絶望の中にいた少女に目を向けてくれたのがシリアだった。少女は勇気を振り絞りトイレに行くため席を立ったが、男も一緒にトイレに向かってきた。シリアは「女性優先でお願いします」と男に話した。アメリカはレディーファーストの文化で、シリアはそれを利用して逆らうほうが不自然という状況を作り出した。少女が出てくると男はトイレに入らず席に戻って行った。少女は男が自分の次に入ってくる可能性を考え、メモを男が下げないであろうトイレの蓋に移動させていた。メモには「help me」と書かれていた。