各国の防衛閣僚らが集まりアジアの安全保障を議論するシャングリラ会合。出席した小泉防衛大臣はきのう、中国が日本の防衛力強化を新型軍国主義との批判していることに強く反論した。核兵器と戦略爆撃機を大量に保有する国がそのいずれも持たない日本を新型軍国主義と呼んでいるとしたらおかしいと思いませんかと述べる。今回の会議で各国が注目したのはアメリカ・ヘグセス国防長官の中国へのメッセージ。去年、武力で台湾を征服するという共産中国のいかなる試みも破滅的な結果を生むと発言。しかし今年は台湾に言及せず、攻撃的な姿勢は鳴りを潜める。米中首脳会談では台湾有事をめぐり何らかの密約が交わされたとの見方もある。ヘグセス長官は同盟国の安全保障へのただ乗りにも言及し防衛費増額を求めた。複数の防衛省関係者によると、質問は小泉大臣自身の発案だという。小泉防衛大臣はカウンターパートと個人的信頼関係を一層強化する機会となったことは大変有益と述べる。
