東京の有明や青海などの臨海副都心エリアを舞台に最新のアートが体感できる。現在開催されている「ARTBAY TOKYOアートフェスティバル2024」。様々なアート作品に触れることができるイベントで、開催は今年で3回目となる。今年のテーマは「対話しよう。じぶんと、世界と、未来と。」。メイン会場の1つ、花の広場は、京都芸術大学教授でもある現代芸術家・椿昇が企画したアート「まるい水平線」の空間となっている。世界との対話がテーマで、会場には若手アーティスト・松村咲希の描いた高さ約4mの巨大フラッグが並ぶ。ヨットを模したテーブルには、港町出身の作家や港町を舞台にした書籍などが中身のわからない状態で並んでいて、港にまつわる物語と静かに対話したあとは、その物語についてほかの誰かと対話を楽しめるようになっている。あすあさって開催されるワークショップ・Palab（パラボ）「回転ハザイ寿司」（日本科学未来館7階）では、資源との対話をテーマにオリジナルの寿司を作るアート体験ができる。そのほかにも最先端のVR技術を取り入れた展示などが楽しめる。