都内のマンション。採用のコンサルティング業務を行う会社で働く高山育実。週の半分は在宅勤務。在宅勤務中朝からクライアント対応に終われ、昼食後の食器や洗濯物は後回しに。月2回家事代行サービスを利用している。通常料金は月額約1万7400円。1万5000円を会社が福利厚生で負担。この制度を導入しているのは中小企業のシーズアンドグロース(東京・中央区)。社員は約20人。河本英之社長は去年、賃上げではなく福利厚生の充実を選んだ。中小企業ならではの賃上げのハードルの高さも背景にある。賃上げを行うと月額約30万円の負担となるところを福利厚生で12万円に抑制。限られたコストの中で人材の定着を図る戦略的な選択。家事代行サービス「ベアーズ」の導入は1年前と比べて8割増加。
