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「パウエル議長」 のテレビ露出情報

再び進む円安について。先週金曜日の円相場は、一時1ドル=156円台後半まで値下がりした。これは、ことし7月下旬以来の円安水準となる。米国発の要因が大きく、1つがトランプ次期大統領の政策。大規模な減税策や関税などがインフレを再燃させるという懸念から、長期金利が上昇した。加えて14日の米国のFRB・パウエル議長の講演、「米国経済は利下げを急ぐ必要があるというシグナルを送ってはいない」という発言だった(=利下げを急ぐ必要がない)。経済が堅調なため米国の金利はしばらく高いままとの予想から、ドル買いの動きにつながった。政府・日銀による市場介入について。今月7日、1ドル=154円台のときに、財務省の三村財務官は「行き過ぎた行動に対しては適切な対応を取りたい」と話した。そして先週の金曜日、156円台まで進んだことを受けて、加藤財務大臣もほぼ同じ表現でけん制したが、市場の警戒感はそこまで高まってはいない。これは日米の今の政治状況が影響しているという見方がある。三菱UFJモルガンスタンレー証券・植野大作チーフ為替ストラテジストは、米国はトランプ次期政権が発足前で為替政策のスタンスが分からない、そのような状態で日本が下手に介入をすると、米国に悪い印象を与えてしまうリスクがあるという。そして、日本も少数与党になり政権基盤が不安定。物議を醸す市場介入は避けたいのではという見方があるという。どの水準になったら介入があるとみているのか、植野さんは「神田前財務官時代のレッドラインは160円ということだったと思うので、ひとまずそこがメドになると思う」とする一方で、米国が要因でドルが高くなっている中で行う市場介入の難しさを指摘。「米国主導のドル高の動きが、ある程度落ち着く見通しがつくタイミングを見計らってやらないと、効果がすぐに賞味期限切れを迎えてしまい無駄打ちになるリスクもあるから、非常に難しい判断を迫られていると思う」と述べた。日銀の植田総裁はきょう、名古屋で講演をする予定。足元の円安について、どのような認識を示すのか注目。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月18日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本おはBiz
円相場は大きく円安に動いている。背景にはトランプ次期大統領が大規模な減税や関税引き上げを行うことでインフレが再燃すると見られていることや、FRBのパウエル議長利下げを急がないことについて言及したことがある。愛媛・今治市の塩メーカーはオーストラリアやメキシコから塩の原料を輸入し、瀬戸内海で食塩にしているものの円安を受けて支払価格は5年前と比べて2割上昇してしま[…続きを読む]

2024年11月15日放送 23:00 - 23:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライトWBS Quick
米国のFRBのパウエル議長は14日の講演で、「経済は利下げを急ぐ必要があるとのシグナルを出していない」と述べた。また、今後の利下げについて「事前に定められているものではない」との考えも示した。この発言を受けて、為替相場では円売りドル買いが進み一時、1ドル156円台の後半と、およそ4か月ぶりとなる円安水準をつける場面があった。

2024年11月15日放送 11:13 - 11:30 テレビ東京
昼サテ(マーケット情報)
経済情報を平野憲一氏が解説。パウエルFRB議長が今後の利下げペースについては慎重に対応すると発言したため昨日のアメリカ株は揃って下落。PPIは前年同月比は9月を上回った。日本株は反発。日経平均はニューヨーク株は安いが先物の買い戻しで大きく上がっている。みずほFGは今年の高値を更新。

2024年11月15日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
株と為替の値動きを伝えた。

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