パウエル議長はスタグフレーションとどう戦うか?トランプ大統領が4月に相互関係を発令して以降はじめてのFOMCとなったが、政策金利を据え置いた。スタグフレーションは景気が停滞しているにも関わらず、物価が上昇する経済状態。鈴木敏之氏は中央銀行にとってはまずい状態だが、パウエル議長は勝てると思う、今のアメリカの経済状態はいい、政策は自由に動ける、イフンレが強まる可能性はそれほど強くないとした。Fedが抑える経済変動はGDP成長率、失業率、インフレ率。フィリップス曲線について解説した。景気後退が深刻となった場合は利下げをする手段が開けてくる。鈴木敏之氏はインフレは限定的に収まるという。関税引き上げによる物価上昇は一過性のもの、サプライショックで経済活動の減退が物価上昇を抑制するなどとした。アメリカの金融緩和で対処するのは、安い輸入品が利用できなくなるサプライショック、駆け込み輸入の反動、センチメントの悪化の下押しだと説明した。アメリカ中銀行の独立性喪失の問題は杞憂だという。解任の法的成立への疑念があり、FOMC委員長はパウエル氏続投としている、後任のFRB議長の上院承認ではウォーシュ氏などは極力主義者にない、いまはインフレ目標・金融政策ルールがあるとした。