アメリカの中間選挙から一夜明け、トランプ大統領が報道陣の前に姿を見せた。選挙の敗因はイラン攻撃ではないか?との記者の質問に対して、「短期的にガソリン価格を押し上げたという意味では概ねその通りだが、イランに核兵器を持たせてはいけない」などと語り、イラン攻撃が敗因と認めながらも「選択肢はない」として攻撃の正当性を強調した。バンス副大統領はXに「敗北の理由は戦争だ」と投稿し、トランプ大統領とは一線を画す立場を示した。CBSテレビはトランプ大統領がイラン攻撃を推し進めたヘグセス国防長官の去就について側近らと協議していると報じた。イラン外務省のバガイ報道官は「イランを攻撃しても勝利は得られない。もたらされるのは敗北だけだ」とコメント。WTI原油先物価格は一時1バレル86ドル台まで下落。今後のイラン情勢について慶應義塾大学・渡辺靖教授は「レガシーを残したい大統領としては新しい議会が発足する前にイランに短期集中の大規模な攻撃をしてアメリカの勝利を印象づけるのではないか」とコメント。共和党の牙城だったテキサス州では「愛」の政治をかかげたタラリコ氏が勝利し、38年ぶりに民主党が上院議席を獲得した。
