バンス副大統領は18日会見で、アメリカとイランが署名した覚書が既に効力を発していると明らかにした上で、最終合意に向けた60日間の交渉期間が18日に始まったと説明した。覚書への署名後ホルムズ海峡を通過した石油の量が高い水準で推移しているとして合意の効果を強調した。またアメリカ中央軍は18日、イランに対する海上封鎖措置を解除したと発表した。アメリカ海軍はイランの港を発着する船舶の航行を妨げないとしているが、覚書の完全な履行を確保するため引き続き周辺海域にとどまるとしている。こうした中スイス外務省は、19日に予定されていたアメリカとイランの協議が中止されたと発表した。中止の理由についてアメリカメディアは当局者の話として、イスラエル軍がレバノンで攻撃を継続していることにイラン側が合意違反を主張していることが関係していると指摘している。
