サニブラウン選手が意識する50~60。この数字が意味するのはトップスピードに到達する距離。サニブラウン選手の計測データを元に作成したスピードメーターに注目しながら紹介。スタートダッシュで一気に秒速5mまで加速。そこから速度を上げていく二次加速を経て、50m地点でトップスピードに到達。その後、70mを過ぎると徐々に減速していく。速度の変化をグラフ化したものを紹介。サニブラウン選手曰く、100mの終盤に力むといい記録が出ない。ボルトとガトリンのライバル同士が対決したリオ五輪の決勝を紹介。先攻したのはガトリンだが、徐々にスピードを上げるボルト。トップスピードに到達したのは75m地点。ボルトのようにトップスピードの到達点をできるだけ後半に持っていくことができれば減速局面が短くなり、より好タイムが期待できる。