米国のトランプ大統領は3日メキシコのシェインバウム大統領と電話会談を行い、2月4日に予定していた25%の関税の発動を1か月遅らせることで合意したと明らかにした。トランプ氏が問題視している不法移民や合成麻薬のアメリカへの流入への対策としてメキシコ側が1万人の軍の兵士を国境地帯に派遣することを決めたということで、両国は今後閣僚レベルで協議を行うとしている。トランプ氏はカナダのトルドー首相とも電話会談を行ったが合意に至らず、日本時間の今日午前5時から改めて電話で協議を行っている。また中国とも24時間以内に協議を行うという。