今月20日に投開票が行われる参議院選挙の中盤情勢を分析。自民党と公明党はいずれも議席を減らし、過半数維持の50議席を割る可能性がある。32の1人区のうち自民優勢は8選挙区にとどまり、1周間前より厳しい情勢。一方野党系優勢は東北や四国など15選挙区で、1週間前より増加。自民党が強い栃木や熊本などでも接戦となり、9選挙区が接戦。立憲民主党が議席を増やすほか、日本維新の会やれいわ新選組も小幅に議席を増やす見通し。国民民主党は10議席以上増やす可能性もある。参政党は比例で大きく議席を増やし、選挙区含め10議席以上獲得する見込み。日本保守党は新たに議席獲得の見通し。共産党は議席を減らすほか、社民党は議席獲得は微妙な情勢。諸派「チームみらい」が議席獲得の可能性がある。ただ約4割が「まだ投票先を決めていない」と回答しているため今後情勢が大きく変わる可能性がある。