- 出演者
- 香取慎吾 原千晶
JNN22局が各地の名物ラーメンをプレゼン。MCの香取慎吾が「国宝級の一杯」を決める。番組は2年にわたり全4回放送、JNN22局がタッグを組み1つの番組を作るのは初。ローカル局のみで大都市の局は入っていない。プレゼン順はくじ引きで決定。興味を惹かれれば「箸上げスイッチ」を押し、その合計ポイントで国宝級の一杯が決定。
長野市・醤龍の「王様中華そば」。最大の特徴はたっぷりとのるネギ。輪切りではなくそぎ切り。黒こしょうも大量。箕輪村・麺づくり 蒼空の「王様中華そば」は黒こしょうを練り込んだ自家製麺とネギの甘みが染み込んだスープがおいしい。同じ名称の商品を出す店は県内に最大50店舗。きっかけは人気店だった光蘭が閉店したこと。その味を復活させようと県内の同業者が勉強会を開き、味を受け継いだ。光蘭の丸山秀雄店主は現在80歳。ネギと胡椒を使っていたのは丸山さんの好みによるもの。松本市・らぁめん 寸八 総本店はホワイトペッパーを入れアレンジ。ここまでのプレゼンで53pt獲得。
山口県宇部市「中華そば 一久 岬店」は創業55年。継ぎ足しで作り続けるトンコツスープは濃厚でコクが有る味わい。麺はスープに絡む特注の生細ストレート麺。水分を多く含んで柔らかい。ルーツは久留米ラーメンだが独自に発展。きっかけは街の発展に寄与した炭鉱王・渡邊祐策。宇部は当時炭鉱事業で発展。大正10年には村人の尽力で村から市に昇格。この独立独歩の精神は米5代大統領のモンロー主義にかけて「宇部モンロー」と呼ばれる。独自のラーメンを追求し生まれた「びっくりラーメン」はくさうまスープにギョーザをのせたラーメン。 2013年に市公認でブランド化、市内15店舗が提供。
日本で最もラーメンが売れない町とされる愛媛県松山市。その近郊・八幡浜市にあるフジ観光は創業54年。名物は「ちゃんぽん」。スープは鶏ガラ、昆布、かつおだしなどがベース。具材ごとに出汁を取って合わせるため、スープを作るのに10時間かかる。具材の1つはじゃこ天。小魚をすりつぶして潮やデンプンなどを加えて練り油で揚げたもの。これ自体から出る濃厚なだしが魚介の旨味になる。こうした「八幡浜ちゃんぽん」は市内の寿司店やカラオケ店など30店舗が提供。市には「ちゃんぽん係長」という役職がある。
岩手県釜石市・新華園本店は昭和26年創業、「釜石ラーメン」の発祥の店。麺は極細ちぢれ麺、スープは琥珀色に透き通った醤油味。具材はシンプル。麺はそうめんよりも細い1mm程度。茹で時間25秒。誕生のきっかけは初代店主が妻から「細いラーメンが食べたい」と求められたこと。細くてもコシがあるのは独自製法で生地を鍛え上げているから。町は1950年代に製鉄業で栄え、忙しい労働者の間で「時短」と人気になった。最盛期には40店が提供。東日本大震災で一時は存続の危機になるも、ボランティアに振る舞うところから徐々に各店舗が営業再開。
沖縄名物「沖縄そば」。専門店は県内に300店以上。ここ10年でラーメン専門店が急増、沖縄そばの要素を盛り込んだ最先端ラーメン文化が盛ん。沖縄そばの麺で使うのはカジュマルなどを燃やした灰を使った「灰水」。ラーメンが日本に定着したのは1950年代。当時沖縄は米軍の統治下にあり、ラーメンに使う「かん水」も入手が困難だった。代わりに発展したのが沖縄そば。琉球新麺 通堂は新横浜ラーメン博物館にも出店した人気店。鶏白湯らーめん 鶏寅は沖縄そばの人気店「いしぐふー」の系列店。家系ラーメンのRamen 武蔵家では沖縄そば風の「ちゅら塩ラーメン」が人気。
ここまで、沖縄県のラーメンの魅力をプレゼン。香取による評価は40pt、暫定1位の長野「王様中華そば」に及ばず。これにより優勝は長野に決定。
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- らあめん 寸八 総本店沖縄県長野県
ここまでのプレゼンを振り返り、香取は「ラーメンは日本の国宝」「それぞれのラーメンに歴史がある」「今すぐラーメンが食べたい」とコメント。次回は夏頃放送予定。
