イギリスを国賓として訪問中の天皇陛下は、イギリス・ロンドンにある日本文化の発信拠点を視察された。25日からのイギリス側の公式日程が始まるのを前に、天皇陛下1人で日本大使館関係の行事に参加。ジャパン・ハウス・ロンドンは高級住宅地にあり、日本の伝統工芸品や名産品を販売している。工具箱が約2万3000円で売られていた。地震で大きな被害を受けた石川・輪島市・輪島塗が置かれている場所で、イギリス人館長が日本技術のすばらしさを説明。輪島塗のお椀が約4万円、コップは2万5000円だった。泊まられているホテルには現地の商工会議所の会頭ら財界人や英国で活躍中の指揮者やバレエダンサー、日本にゆかりのある英国人や現地の大使館員らがきていた。