アジア最大級の映画の祭典、第37回東京国際映画祭。来月28日から11月6日まで日比谷などの会場で開かれる。最優秀賞を競うコンペティション部門の作品がきょう発表され日本からは3つの作品が選ばれた。コンペティション部門には110の国と地域から2023本の作品が寄せられ審査で選ばれた15本のノミネート作品が発表された。日本からは3つの作品が選ばれており、片山慎三監督の「雨の中の慾情」は日本と台湾が共同制作した作品で売れない漫画家が自宅に転がり込んだ男女と奇妙な共同生活を送る物語。大九明子監督の「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」は、お笑いコンビ、ジャルジャルの福徳秀介の小説が原作のラブストーリー。吉田大八監督の「敵」は大学教授を引退した高齢の男性のパソコンに不穏なメッセージが送られてくるところから物語が展開する。